“女優”Cocco、舞台挨拶に緊張しきり 塚本監督「天才」と絶賛
2011年11月26日 17:00

[映画.com ニュース] シンガーソングライターのCoccoが映画初主演を果たした「KOTOKO」が11月26日、東京・有楽町朝日ホールで、第12回東京フィルメックスの特別招待作品として上映され、Coccoとメガホンをとった塚本晋也監督が舞台挨拶を行った。塚本監督は「ずっとCoccoさん主演で映画を作りたかった。長年の夢が実現して良かった」と感無量。“女優”Coccoを「天才。やっぱりそうだと思っていた。女優として素晴らしい」と手放しの絶賛だった。
塚本監督がCoccoへのインタビューを重ね、半自伝とも受けとれるオリジナルストーリーを映画化。シングルマザーの琴子(Cocco)が息子への過剰な愛ゆえに、強迫観念にとらわれ、幻視に悩まされる姿を通して、母性の危うさと強じんさを描く。第68回ベネチア国際映画祭のオリゾンティ・コンペティション部門に出品され、同部門最高のオリゾンティ賞を受賞。塚本監督は「僕にとっても大切な部門だが、この賞はCoccoさんに対する主演女優賞だと捉えている」と改めて最敬礼だ。
一方、Coccoはふだんのステージとは異なる舞台挨拶に緊張しきり。それでも「ライブでは99%の力で歌い、残り1%でサービスやお客さんとのコミュニケーション。でも映画は、いろんなことを段取ったりするのに99%の力を使って、残った1%でお芝居する」と“演技論”を披露。「見届けてくれるお客さんがいて、初めて成立する。それはライブも映画も同じ」と表現者としての思いを語った。
「KOTOKO」は2012年春、テアトル新宿他全国順次ロードショー。
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