映画版「SPEC」伊藤淳史と浅野ゆう子が出演決定！

伊藤の役柄は、伊藤淳史という本人役。俳優業の傍ら、体から無数の槍状のものを自在に飛ばし、対象を攻撃する特殊能力を持つという役どころ。「最初に台本を開いた時に、僕だけ役名の欄に自分の名前があって……。ああ、僕の役は“伊藤淳史”なんだ、と分かりびっくりしましたが（笑）、撮影では堤監督はじめ、スタッフ・キャストの皆さんがとても素敵な方ばかりで、すぐになじむことが出来ました」と話す。

浅野が演じるのは、物語の鍵を握る存在で、恐るべきスペックを持つ、お金が大好きな謎の中国人女性「マダム陽（ヤン）」。かねて堤幸彦監督のファンだという浅野は「映画化という噂を聞きつけ、なおかつ私にお声をかけていただいた！　という話を聞き、天にも舞い上がってしまいそうな気持ちになり、本当にうれしゅうございました」と喜びのコメントを寄せた。

「SPEC」は、捜査一課では手に余る未解決事件捜査のために公安部に設立された「未詳事件特別対策係（ミショウ）」の捜査員が、特殊能力（=SPEC）を持った犯人と対決する姿を描いたミステリー。堤監督のヒット作「ケイゾク」のクリエイターチームが再集結し、IQ201の変人女刑事・当麻紗綾（とうまさや）役を戸田が、肉体派刑事の瀬文焚流（せぶみたける）役を加瀬が演じるほか、栗山千明が、CIRO(サイロ)（内閣情報調査室）特務班の一員で、大人の色香を漂わせる謎の帰国子女・青池里子を演じることが発表されている。

「SPEC　天」は2012年春全国公開。