竹内結子主演「はやぶさ」来春全米公開が決定
2011年10月1日 16:25

[映画.com ニュース] 小惑星探査機「はやぶさ」を題材に、20世紀フォックスが実話を映画化した「はやぶさ HAYABUSA」が、来春に全米公開されることになった。同社が10月1日、都内で行われた今作の初日舞台挨拶で発表。主演を務める竹内結子は「まだ実感がわきませんが、光栄なこと。この作品が夢や希望といった、人の心を動かす原動力になってもらえれば」と感激していた。
全国303スクリーンでの公開。竹内演じる宇宙科学研究所(現JAXA)の若き女性研究者・水沢恵の視点から、7年間にわたる挑戦と苦闘を繰り返し、小惑星イトカワから微粒子を採取した「はやぶさ」プロジェクトを見つめ、自らも成長する姿を描く。20世紀フォックスによれば、2012年3月に米ロサンゼルスをはじめ主要10都市以上での公開が決定したという。
ヒロインの上司を演じる西田敏行は「はやぶさの世界初の偉業は、私たちにも元気と夢を与えてくれた。今回の撮影を通して、日本人としての誇りや矜持を取り戻すことができた」と感慨しきり。メガホンをとった堤幸彦監督も「全米公開は素直にうれしいし、日本人の誇りを世界の人に見てほしい。もちろん、長い歳月をかけた『はやぶさ』チームの努力こそが源流にある」と関係者に敬意を表した。
竹内は前日、出演ドラマのクランクアップを迎えたといい「その瞬間、自分が抜けがらになった感覚だった。でも『はやぶさ』の存在を思い出し、何ともいえないエネルギーをもらった。私にとっては主演できたことが大きな財産」と感無量だった。舞台挨拶には共演の高嶋政宏、佐野史郎、鶴見辰吾が登壇。歌手のfumikaが主題歌「たいせつな光」を熱唱した。
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