「M:i:IV」トム・クルーズの壮絶アクションがお披露目
2011年9月22日 12:00

[映画.com ニュース] トム・クルーズ主演で、5年ぶりのシリーズ第4作となる「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」の一端がベールを脱いだ。同作のフッテージ映像がこのほど、東京・109シネマズ木場のIMAXシアターで上映され、トムのアクションシーンがお披露目された。
来日したプロデューサーのブライアン・バークによれば、2年ほど前にトムから「もう1作やりたい」と告げられ、その条件として「今までよりスケールが大きく、脚本からキャストにいたるまで真に国際的な作品に」との提示を受けたという。昨年11月に主要ロケ地のドバイで行われた製作発表では、ストーリーの詳細などは一切伏せられたままだったが、ロシアのクレムリン爆破事件の容疑がトム扮する極秘スパイ組織IMFのイーサン・ハントにかけられるというのが物語の発端であることが明らかになった。
上映されたのは、黒幕の取引現場となる828メートルと世界一の高さを誇るドバイのブルジュ・ハリファに、トムが外壁をよじ登って侵入を図る場面と、砂嵐の吹き荒れる中での追跡、カーチェイスの2シーンで20分ほど。冒頭で案内役として登場したトムが「最高の興奮を味わって」と宣言した通り、ビルのシーンは特殊粘着グローブと命綱1本で130階から7フロアを登る設定で、俯瞰(ふかん)を多用したカットが高さを強調し恐怖心すら覚える。一方のカーチェイスは、視界がほとんどない中で通行車両や路肩に激突しながらもBMWを猛スピードで駆る疾走感に満ちている。どちらもIMAXだからこそ出せる奥行きを生かした迫力ある映像だ。
バークは「IMAXカメラで撮るからには期待に応えるものにしたいと、トムはすべてのスタントを自分でやると言ったんだ。誰も信じられないと思うけれど」と説明。迫り来る砂嵐を背に黒幕を追いかけるカットでは、49歳という年齢を感じさせないスプリンターのような走法で健在ぶりを示している。
「レミーのおいしいレストラン」などのアニメで鳴らし、初の実写映画挑戦となるブラッド・バード監督は「求めるのはスケール感と視覚的な斬新さ、そして壮大なスペクタクル」と製作発表で語っていた。現在は編集の真っ最中だが、わずか2シーンでもその言葉を実証しており、全編を期待させるには十分なインパクト。ロケ地もドバイのほかロシア、チェコ、インド、カナダ、米国と多岐にわたり、まさに世界をまたにかけたスパイ・アクションが繰り広げられそうだ。
「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」は、12月16日から全国で公開。
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