T・ハンクス&S・ブロック、“9・11文学の金字塔”映画化で初共演
2011年9月10日 09:18
[映画.com ニュース] トム・ハンクスとサンドラ・ブロックが夫婦役で初共演を果たした映画「EXTREMELY LOUD AND INCREDIBLY CLOSE(原題)」が日本で公開されることになり、邦題が「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」に決定した。
原作は米作家ジョナサン・サフラン・フォアが2005年に発表し、“9・11文学の金字塔”として人気を博したベストセラー小説。「めぐりあう時間たち」(03)、「愛を読むひと」(09)のスティーブン・ダルドリー監督がメガホンをとり、「フォレスト・ガンプ/一期一会」(95)、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(09)のエリック・ロスが脚本を担当した。
9・11同時多発テロで父親を亡くした少年オスカーが、父の残したカギに一致するカギ穴を求めニューヨークを旅する。主人公オスカーの独白を中心に、第2次世界大戦を経験した祖父母の手紙などを挿入し、ヒロシマ、ドレスデン、9・11など歴史の悲劇にのみ込まれた人々の喪失と再生を描く。
主人公オスカー役には、米人気クイズ番組「ジェパディ!」のトーマス・ホーンが抜てきされた。ハンクス、ブロックをはじめゾーイ・コールドウェル、マックス・フォン・シドー、ビオラ・デイビスらが出演する。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、2012年2月に全国で公開。