「ホビット」2部作、2年連続の正月公開が決定
2011年9月7日 12:02
[映画.com ニュース] J・R・R・トールキン原作のファンタジー小説を、ピーター・ジャクソン監督が映画化する「ホビット」2部作の日本公開が決定し、邦題は第1部が「ホビット 思いがけない冒険」、第2部が「ホビット ゆきて帰りし物語」となった。「ホビット 思いがけない冒険」は2012年12月14日、「ホビット ゆきて帰りし物語」は13年12月に、2年連続の正月映画として公開を予定している。
今年の3月にクランクインし、ニュージーランド・ウェリントンのストーン・ストリート・スタジオなどで撮影を敢行。脚本を手がけたフラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンらをはじめ、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の製作スタッフが再結集した。最新のデジタル3D技術を採用し、鮮明でスピーディーな映像を盛り込んでいるという。
ジャクソン監督がトールキンのベストセラー小説「指輪物語」を映画化した「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のプロローグ。中つ国(ミドル・アース)の60年前の時代を舞台に、ドラゴンに支配され失われてしまったエレボールのドワーフ王国の再建を目指す、ホビット族のビルボ・バギンズの旅路を描く。
初公開となった劇中写真は、主人公ビルボの神妙な表情から生真面目な性格が伺える。ビルボ役はジャクソン監督から、「ビルボを演じるために生まれてきたと思える俳優。知的で愉快、勇敢なマーティンはまさにビルボ」と絶賛された、英俳優マーティン・フリーマンが演じる。
フロド役のイライジャ・ウッドをはじめ、ガンダルフ役のイアン・マッケラン、ガラドリエル役のケイト・ブランシェット、ゴクリ(「ロード・オブ・ザ・リング」3部作ではゴラム)役のアンディ・サーキスらが続投する。
「ホビット 思いがけない冒険」は、12年12月14日から全国で公開。「ホビット ゆきて帰りし物語」は、13年12月に全国で公開予定。