岩井志麻子「日本のAVは世界で一番」
2011年8月24日 17:38

[映画.com ニュース] 平野勝之監督が11年ぶりに放つ新作「監督失格」(庵野秀明プロデュース)の公開を記念したトークイベントが8月23日、東京・新宿のイベントスペース「新宿LEFKADA」で行われ、平野監督をはじめ、作家の岩井志麻子、元AV女優の小室友里らが出席した。過去に平野監督が手がけたAV作品が上映され、岩井は「日本のAVは女優さんにしても、監督にしても世界で一番。モザイクは日の丸にすべき」と持論を展開した。
上映されたのは「SEXレポートNo.1美人キャスターの性癖」「聖☆痴女 小室友里」「Last scene YURI KOMURO」「プライバシーゼロ 秘密ライフ」「わくわく不倫講座 楽しい不倫のススメ」の5本。岩井にとっては、この日が平野作品“初体験”。暴風雨の中で男女が性交渉に及んだり、若い男性スタッフにAV業界で働いていることを両親にカミングアウトさせたりと常軌を逸した展開の数々に、さすがの岩井も「なんで、そんなことするんですか……」と言葉を失っていた。
小室は99年、引退作「Last scene YURI KOMURO」で平野監督を逆指名。「女優を女優扱いせず、スタッフの一員のように接してくれた」と振り返った。
200本以上の作品に出演しながらも、2005年に34歳で急逝した女優・林由美香を題材としたドキュメンタリー。林さんの元恋人でドキュメンタリー「由美香」(97)を手がけた平野監督が、ふたりの約15年間にわたる記録と、林さんの死後に新撮した映像で構成した。
「監督失格」は、9月3日から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで独占先行公開。
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