米ディズニー重役「映画にストーリーは重要じゃない」発言が物議
2011年8月17日 15:00
[映画.com ニュース] 映画の成功にストーリーは関係ないとする、米ウォルト・ディズニーの重役の発言が物議を醸している。
事の発端は、コンピューターグラフィックスの国際会議SIGGRAPHで、米ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオでチーフ・テクニカル・ディレクターを務めるアンディ・ヘンドリクソンが行ったプレゼンテーション。バラエティ誌によれば、ヘンドリクソンは「映画にはストーリーが肝心と言われているが、テントポール映画に関していえば、そんなのはデタラメだ」と話した。
テントポール映画は超大作映画のことで、観客が大作映画を見にやってくるのは、良質なストーリーではなく、映像的な迫力を求めているからだ、とヘンドリクソンは力説。その根拠として、同社の大ヒット映画「アリス・イン・ワンダーランド」を例に挙げ、「ストーリーはたいしたことがない。しかし、スケールたっぷりの映像が大量の人々を引き寄せた」と説明した。
ヘンドリクソンはテクニカル担当のため、迫力のある映像こそが映画のヒットにつながっていると確信しているようだが、所属するスタジオは数年前からピクサーを参考にストーリー第一主義を掲げていることで知られる。身内の問題発言に対し、ピクサーとディズニーを統括するエド・キャットマル社長、およびチーフ・クリエイティブ・オフィサーのジョン・ラセターの対応が気になるところだ。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー