沖縄から被災地へエール! 世界の映画祭推薦9作品を無料上映
2011年8月9日 06:01

[映画.com ニュース] 東日本大震災へのチャリティを目的に、3月に開催された第3回沖縄国際映画祭が、被災地へのエールとして「Yell , Laugh&Peace 上映会@いわき」(8月27日~9月2日)の開催を決定した。
“私たちにも、できることがきっとある”をスローガンに開催された同映画祭は、「沖縄から発信した被災地へのエールを、世界中の映画祭につなげる」ことを趣旨に、継続した活動の実現を目指してきた。この趣旨に賛同した世界の映画祭が、選りすぐりの9作品を推薦。今回の上映会では、福島・いわき市の劇場「ポレポレいわき」を会場に、「LaughでPeace」な作品を無料上映する。
上映されるのは、「CHICKIN AND DUCK TALK(ホンコン・フライド・ムービー)」(香港国際映画祭推薦)、「海角七号 君想う、国境の南」(台北映画祭推薦)、「ホームランが聞こえた夏」(釜山国際映画祭推薦)、「アブラクサスの祭」(ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル推薦)、「SOMEWHERE」(ベネチア国際映画祭推薦)、「阪急電車 片道15分の奇跡」「A Crazy Little Thing Called Love」「クロサワ映画」「映画ドラえもん のび太の恐竜」(すべて沖縄国際映画祭推薦)の9作品だ。
香港国際映画祭エグゼクティブ・ディレクターのロジャー・ガルシア氏は、「困難な状況において、コメディアンは我々に逆境を乗り越える力を与えてくれます。ともに悲しむ一方で、ともに笑うことも重要です。これらの映画が皆さんに笑顔を届け、少しでも早期の復興に向けた手助けになることを願います」とコメントを寄せた。台北映画祭ディレクターのレベッカ・フー氏も、「映画はいつも人々の心の中に美しい思い出を残します。愛の気持ちがあるだけで、あらゆる困難をも乗り越えられる大きな力になります。震災からの一刻も早い復興を心より願っています」と同調する。
鑑賞には事前の申し込みが必須。応募はkikaku@minpo.ne.jpまで。住所、氏名、年齢、電話番号、希望鑑賞作品名と日時(第2希望まで)、希望人数(4人まで)をメール本文に記入し、締め切りは8月22日必着。当選者は抽選で決める。
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