「ショーシャンクの空に」で有名なカシの大木、嵐で真っ二つに
2011年8月5日 16:55
[映画.com ニュース] 1994年の映画「ショーシャンクの空に」(フランク・ダラボン監督)のクライマックスで重要な役割を果たしたカシの木が、強風の影響で真っ二つに裂けてしまったことがわかった。
「ショーシャンクの空に」は、米オハイオ州マンスフィールドにある元州立少年院(現在は博物館)とその周辺で撮影された。カシの木は映画の終盤、モーガン・フリーマン扮するレッドが、ティム・ロビンス扮するアンディが残した“宝物”を見つける印象的なシーンで登場する。
カシの木は、マラバー・ファーム州立公園に隣接する個人農場内にあるが、同作の公開以降、この木を目指して同所を訪れるファンも多い。現地の観光局には、「木の下でプロポーズをしたい」といった問い合わせも寄せられていたという。
地元紙マンスフィールド・ニュース・ジャーナルによれば、7月29日にマンスフィールドを襲った嵐の影響で、カシの木は腐っていた中心部から裂け、片側が地面に倒れている状態。現時点では、切り倒す必要があるかどうかまだ判断ができないようだが、地元の人々も映画ファンも存続を願っていることは間違いない。