妻夫木主演、石井克人監督「スマグラー」がトロント映画祭出品
2011年8月4日 06:02

[映画.com ニュース] 妻夫木聡主演で人気漫画を実写映画化した「スマグラー おまえの未来を運べ」(石井克人監督)が、9月8日に開幕する第36回トロント国際映画祭「Midnight Madness部門」に出品されることが明らかとなった。
1999年の「鮫肌男と桃尻女」以来、2度目の同映画祭参加となる石井監督は、「『鮫肌男と桃尻女』で招待され、トロントに遊びに行ったときがとても印象的でした。映画祭のスタッフも皆さんリラックスしながら映画祭を楽しんでいてイカしていました(笑)。またご招待していただきとても感謝しています」と現地での思い出を語る。昨年、「悪人」(李相日監督)で、同じくカナダのモントリオール映画祭で高い評価を受けた妻夫木は「今はいちファンとして、石井監督のアイデンティティが日本だけでなく世界でも爆発することを期待しています」とコメントを寄せた。
「Midnight Madness部門」は、エンタテインメント性と作家性が高い個性的な作品が選出される部門。同映画祭では最も観客の評価が高かった作品に、観客賞(ピープルズ・チョイス・アワード)が贈られ、日本作品では03年に北野武監督作「座頭市」が受賞している。観客賞を受賞した作品は、必ずアカデミーでノミネートされると言われており、今作も選考の対象となる。
同作は、「闇金ウシジマくん」で知られる真鍋昌平の「SMUGGLER」が原作。妻夫木演じる役者志望のフリーター・砧が、借金返済のために始めた危険な荷物の運搬と処理をする「運び屋(スマグラー)」の仕事を通じて、地獄を見ながらも人間として成長し、奇跡を起こす姿を描く。妻夫木のほか、永瀬正敏、松雪泰子、満島ひかり、安藤政信ら豪華キャストが共演、無敵のチャイニーズマフィア(安藤)、裏社会の便利屋社長(松雪)、組長の若妻(満島)などそれぞれがひと癖ある役を熱演している。
「スマグラー おまえの未来を運べ」は10月22日全国で公開。
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