倍賞千恵子&チン・ハオ、日中合作「東京に来たばかり」で共演
2011年7月31日 11:20
[映画.com ニュース] 女優の倍賞千恵子が、日中合作映画「東京に来たばかり(仮題)」に出演し、中国俳優チン・ハオと共演を果たしていることがわかった。囲碁の世界を舞台にした同作で、倍賞は中国から日本へやってきた青年・吉流(チン・ハオ)とふとしたことで知り合う行商を生業とする女性・五十嵐を演じる。
緒形直人主演「戦場に咲く花」、第15回東京国際映画祭芸術貢献賞受賞作「天上の恋人」のジャン・チンミン監督の最新作。中国で囲碁の鬼才と呼ばれた棋士・吉流は、さらなる飛躍を求め来日する。しかし日本語もわからず仕事も見つからない。そんなある日、行商の年配女性・五十嵐との出会いが運命を大きく変えていく。
倍賞は、千葉の奥地から野菜を担ぎ行商へ出かける顔とともに、囲碁の名門として一時代を築いた家系の継承者という役どころに扮する。「冷たい熱帯魚」「南京!南京!」の中泉英雄演じる孫の翔一とは絶縁状態で、吉流との交流が心境の変化をもたらしていく。
また、翔一の恋人・奈菜子役には、ドイツ生まれの台湾女優で日中合作映画「闘茶」や台湾版ドラマ「ハチミツとクローバー」に出演するチャン・チュンニンが抜てきされた。
「東京に来たばかり(仮題)」は、2012年2~3月に中国と同時期に公開予定。
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