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「ベルセルク」第1弾、特報は屈強な剣士ガッツがかつての友と激突

2011年7月15日 13:54

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自らの運命を切り開いていく男たち
自らの運命を切り開いていく男たち
(C) 三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

[映画.com ニュース] 三浦建太郎原作の人気漫画をアニメ映画化した「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」の特報映像が、このほど公開された。「ベルセルク」のすべての物語を映像化することを目的とした「ベルセルクサーガプロジェクト」の第1弾として、STUDIO4℃が製作を手がけ映像化した。

原作は、1989年から「ヤングアニマル」(白泉社刊)で連載を開始し、国内外で単行本(35巻まで)の累計発行部数は3000万部を突破した。中世ヨーロッパをモデルにした剣と魔法の世界を舞台に、巨大な剣を操る孤独な剣士ガッツが、傭兵集団「鷹の団」の団長グリフィスと出会い、苦悩しながらも自らの運命と向き合う姿を描く。

同作は、97年に「剣風伝奇ベルセルク」として日本テレビ系でアニメ化された。2度目となるアニメ化について原作者の三浦は「昔のアニメ化では、『ベルセルク』という作品が世間で認知されるきっかけをもらいました。あれから14年、今回のアニメで求められることは、映画としてのファンのみなさんのみならず、多くの方が納得のいく完成度だと思います」と話した。一方、窪岡俊之監督は、「『手加減をしない』『原作が求める方向に背中を押す』『リアルな中世界を構築する』を目標にがんばっています」と意欲を語った。

特報映像では、最良の友として多くの戦いをくぐり抜けてきたガッツとグリフィスが、自らの運命を切り開くために敵となって刀を交えるシーンが盛り込まれている。国家間でくり広げられる争いの、ダイナミックな映像にも注目だ。

同映像は、15日から全国劇場で上映される予定。

ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」は、2012年1月から全国公開予定。


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