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三浦春馬主演「東京公園」、ロカルノ映画祭コンペ部門に出品決定

2011年7月13日 19:00

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ロカルノ国際映画祭インターナショナル ・コンペティション部門への正式出品が決まった「東京公園」
ロカルノ国際映画祭インターナショナル ・コンペティション部門への正式出品が決まった「東京公園」
(C)2011「東京公園」製作委員会

[映画.com ニュース] 青山真治監督の4年ぶりの新作「東京公園」が、第64回ロカルノ国際映画祭(8月3~13日)のインターナショナル・コンペティション部門に招待されることが、正式に決まった。

1946年に始まった同映画祭は、仏カンヌ、伊ベネチア、独ベルリンと並ぶ世界4大映画祭のひとつ。ベネチア国際映画祭に次いで、世界に2番目に古い映画祭として知られている。期間中に約300本の作品が上映されるが、グランプリに当たる“金豹賞”の選考対象となるのは、インターナショナル・コンペティション部門に出品された作品だけだ。

青山監督作がロカルノ国際映画祭に参加するのは、「路地へ 中上健次の残したフィルム」(00)、短編「赤ずきん」(08)、特集上映されたNHK朗読紀行「焼け跡のイエス」(09)以来、2年ぶり4回目。初のコンペ部門選出に、「こんな世相から離れて、ただのんびりした日本映画を選んでくれるなんて、ただただうれしい限りです。今でも海外でこういうものが受け入れられるのだと思うと、非常に勇気づけられます」と喜びをかみしめている。

主演を務めた三浦春馬は「青山監督をはじめ、キャスト、スタッフが織りなす独特の世界観が評価され選んでいただいたことに、非常にうれしく思います。見た後に優しい余韻に包まれるこの作品が、もっとたくさんの方に届くことを願っています」とコメントを寄せた。

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製作サイドでも手ごたえをつかんでいる様子で、齋藤寛朗プロデューサーは「青山監督の『』の世界に、今後の邦画を背負う俳優4人が結集したこの作品が、ついに世界の扉を開ける日がきたことをうれしく思います」と言葉に力を込める。山崎康史プロデューサーも、「この映画はラブストーリーであると同時に、大切なものを失ってしまった人たちがもう一度、人生を前に歩もうとする再生の物語。ひとりでも多くの方に希望を届けられれば」と語った。

同映画祭における日本映画の主な受賞作は、故市川準監督作「トニー滝谷」が準グランプリとなる審査員特別賞をはじめ3つの賞を戴冠。金豹賞は、70年に実相寺昭雄監督「無常」、07年に小林政広監督「愛の予感」が受賞している。00年に「EUREKA ユリイカ」がカンヌ映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞をダブル受賞した青山監督が、ロカルノでどのように迎え入れられるのかに大きな注目が集まる。

同作は、「トウキョウバンドワゴン」でブレイクした小路幸也の同名小説が原作。講演で家族写真を撮り続けるカメラマン志望の光司(三浦)のもとへ、「彼女を尾行して写真を撮って欲しい」という依頼が舞い込み、ゆるやかな距離でつながっていた女性たちとの関係が微妙に変化していく。三浦のほか、榮倉奈々小西真奈美井川遥が共演している。

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