T・クルーズ、世界最高層ビルで宙吊り 「M:I」最新作予告編公開
2011年7月13日 07:00
[映画.com ニュース] トム・クルーズ主演の人気スパイアクションシリーズ第4作「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」の予告編が、公開された。
往年の大人気テレビシリーズ「スパイ大作戦」を映画化。アメリカの極秘スパイ組織IMFのイーサン・ハント(クルーズ)の元に指令が届き、世界的スケールでスパイたちの戦いが繰り広げられる。シリーズ3作目の監督、J.J.エイブラムスが今作ではプロデューサーを務め、ピクサー作品でオスカーを戴冠したブラッド・バード監督がメガホンをとる。
昨年11月にドバイでロケが行われ、高さ828メートル、160階建ての世界最高層ビル「ブルジュ・ハリファ」では、クルーズがビルの外側を窓から窓へと駆け抜けるスタント撮影を敢行し話題になった。撮影当時48歳のクルーズだが「観客を楽しませたいし、自分でスタントをこなすことも、こういった映画を作ることの一部だからね」と語っている。
日本向けに製作された予告編では、なじみのテーマソングをバックにモスクワ・クレムリンの爆破、プラハ、バンクーバーでのめくるめくスリリングな映像が続く。ドバイのブルジュ・ハリファでは、ビルから宙吊り状態のクルーズが挑む、息をのむスタントシーンが映し出されている。
ドバイで行われた会見で、バード監督は「ドバイはこの作品の軸となる街です。この作品で我々が求めるのはスケール感と視覚的な斬新さ、そして壮大なスペクタクルです」。クルーズは「この作品こそ娯楽大作です。最高のポップコーン映画と僕らは呼んでいます。このシリーズは、僕にとっても初めから大切な作品なので今回も楽しみにしています」と新作の見どころをアピールした。
「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」は、12月16日全国公開。