原由子、アニメ「ももへの手紙」で5年ぶり映画主題歌
2011年7月11日 12:04
[映画.com ニュース] 「サザンオールスターズ」の原由子が、長編アニメ映画「ももへの手紙」の主題歌を手がけることとなり、「ウルワシマホロバ~美しき場所~」を書き下ろした。原が映画の主題歌を担当するのは、「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」に「大好き!ハッピーエンド」を提供して以来、約5年ぶりとなる。
「ももへの手紙」は、初監督作「人狼」がベルリン国際映画祭に出品された“鬼才”沖浦啓之監督が7年の歳月をかけて完成させた、待望の新作。製作のプロダクションI.Gは、クエンティン・タランティーノ監督が「キル・ビル Vol.1」のアニメーションを依頼するほど世界的に評価が高く、「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が大ファンであることが知られている。さらに、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「AKIRA」などにかかわった最高のスタッフが結集した。
原はボーカル、キーボードだけでなく、作詞・作曲も担当。透明感のある声と、温かみのあるメロディ、アコースティック中心のアレンジが映画の舞台となる瀬戸内の豊かな自然を想起させる。子どものころからアニメが大好きだったという原は、「この映画への熱い思いを語ってくださった監督に感動しましたし、監督のお気持ちに寄り添えるよう心がけたつもりです」。楽曲については、「お父さんを思うももちゃんの気持ちに、私自身の大切な人、そして美しい故郷への思いをプラスして、心を込めて歌いました」と述懐した。
沖浦監督は、完成した楽曲を「とても前向きで明るく、そして優しさに満ちたものになっていました。その素敵な局はしっかりと映画のラストに根を張り、作品の世界を広げてくれています。これはすごいことだと思います」と絶賛している。映画は、11歳の少女ももが主人公。「ももへ」という書きかけの手紙を残したまま死んでしまった父が、何を伝えたかったのかという思いを抱えたまま、ももは母と瀬戸内の島に移り住む。優しい人々が生きる島で、家族の愛の物語が生まれる。
「ももへの手紙」は、2012年ゴールデンウィークに全国で公開。
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