西田敏行、水前寺清子からの歌のプレゼントに涙!
2011年6月11日 13:25

[映画.com ニュース] 映画「星守る犬」が6月11日に公開を迎え、東京・有楽町の日劇2にて西田敏行、玉山鉄二、川島海荷、瀧本智行監督が舞台あいさつに登壇。途中、水前寺清子が登場し「三百六十五歩のマーチ」を熱唱し、このサプライズプレゼントに西田が涙する一幕もあった。
「泣ける漫画」と各メディアで称賛された村上たかしの同名漫画を映画化。全てを失い、飼い犬のハッピーと共に旅に出た中年男の姿を通じて、老いや孤独、熟年離婚に無縁死といった現代社会が生み出したひずみを描き出す。
撮影は東日本大震災発生の被災地となった三陸海岸などでも行われた。震災発生からちょうど3カ月目に初日を迎え、西田は感慨深げ。自身も福島出身とあって「みなさまからたくさんのご支援をいただきました」と感謝を口にした。玉山も撮影をふり返り「たくさんの景色、東北の方々にお世話になりました。(被災する前の)東北の姿をみなさんの目に焼き付けていただければ」と呼びかけた。
本作は大変な時代を生きる世の父親たちへのエールとも言えるが、西田は「私自身、家族というものを空気のようにあるものと考えていて、事細かに話したことがあったかな? と考えさせられました。父親として興味、関心を持つことが大事なんですね。(妻役の)岸本加世子さんに離婚届を出されたときは戦慄が走りました(苦笑)」と身につまされたようだ。川島は「たまに反抗してしまうこともありますが『ごめんね、いつもありがとう』と伝えたい」と父への思いを語った。
舞台挨拶が終盤に差し掛かったころ、水前寺がサプライズで登場し、会場の手拍子に合わせて「三百六十五歩のマーチ」を熱唱。来週が父の日ということで、お父さんへのひと足早いプレゼントとなったが、壇上の西田は一緒に歌いつつも感涙。「思わず泣いちゃいました。お父さんやっててよかった」と声を詰まらせ、会場は温かい拍手に包まれた。
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