松本人志監督、ジョニー・デップで米版「さや侍」製作を希望
2011年6月6日 20:51
[映画.com ニュース] 「ダウンタウン」の松本人志の監督作第3弾「さや侍」のプレミア上映が6月6日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、松本監督をはじめ主演の野見隆明、板尾創路、りょう、國村隼、柄本時生、子役の熊田聖亜らが舞台挨拶に立った。
第64回ロカルノ国際映画祭への正式出品が決まっている同作は、松本が監督に専念し製作した初の時代劇。刀を捨てた侍・野見勘十郎と反発する娘たえが脱藩した罪で捕らわれるが、変わり者の殿さまにくだされた、成功すれば無罪放免という“30日の業”に挑む姿を描くオリジナル作品だ。
松本監督は、監督デビュー作「大日本人」の米リメイクが発表されたばかり。「僕が面白いと思うことを、世界と絡めながらやれる状況がやっと整った。これからも頑張っていくしかないし、笑いを届け続けるしかないんだなあ」と心情を吐露した。それでも、「日本での評価がまだちょっと低いかな……」とボソリ。また、「スポーツ紙の『松ちゃん監督』はそろそろ勘弁してほしい。でも、(日本での評価も)『さや侍』で見方を変えてもらえるかなと思っています」と自信のほどをうかがわせた。
米コロンビア・ピクチャーズが製作するリメイク版には、松本監督もアドバイザリーとして参加するそうで「自分の意見もある程度、言っていけたらと思うし、面白く楽しいものができたらいいなあ」と真しな眼差(まなざ)し。キャストの希望を聞かれ、「特にないですねえ。それやったら、『さや侍』で野見さんがやった役をジョニー・デップでやりたい」とさらなる“野望”を明かした。
俳優経験皆無ながら主演に抜てきされた野見は、「何も知らされずDVDだと聞かされていました。何となく一生懸命やるしかないと思った」とニヤニヤ。松本監督は、「最初は本当に大変だった。どうなるんやろうと思ったが、時おりヘタな役者じゃ太刀打ちできない演技をしてくれた」と、このときばかりは笑顔で称えていた。
「さや侍」は、6月11日から全国で公開。
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