向井理、「パラダイス・キス」で女子の願望を具現化!?
2011年6月3日 12:40

[映画.com ニュース] 矢沢あいの人気漫画を北川景子主演で映画化した「パラダイス・キス」(新城毅彦監督)。浮世離れした天才デザイナーの卵“ジョージ”こと小泉譲二を、向井理が演じる。あまたの女子を夢中にさせた同作で、有名進学校に通いながらも進路に迷うヒロインの紫(ゆかり)をファッション界に導き、そして互いに引かれ合うという重要な役どころだ。映画版オリジナルの結末が用意されており、スクリーンで新たなジョージを体現する向井に話を聞いた。
他の漫画原作の作品にも出演経験があり、これまで多くの役を演じてきた。ヒロインと恋に落ちるデザイナー役もお手の物だろうと想像できるが、役作りには苦労したという。「矢沢あいさん原作というのを聞いて、ハードル高いなと思いましたね。(ジョージには)こうあってほしいという女性の妄想とか願望が詰め込まれているので(笑)。それは男性から見ると必ずしも魅力的な人ではないので、そこは100%理解できなくてもいいと思うんですけど、自分に自信があって、才能があることがわかっているキャラクターだったので、普通の役よりナルシスト的に作り上げていきました」
原作は累計発行部数600万部、アニメ化されたほか世界各国でも翻訳されている。大ヒット作の実写化にプレッシャーはなかったのかと問うと、「大学の同級生の女の子が、ニュースで僕がジョージをやるって知って、『お願いだから断って』と言われました。クラスの同級生がジョージなんて考えられないって」と苦笑い。
「プレッシャーはなくはなかったですね。ただ、今までも原作ものが多かったですし、そういうプレッシャーには慣れていたというか、片腕のないマンガ家もやったことありますし、実在して、今生きている人に比べればそんなにプレッシャーはなかったです」
近年はドラマ、映画、舞台と多方面で引っ張りだこだ。昨年の流行語大賞にも選ばれたNHK連続テレビ小説に引き続き、現在は大河ドラマの撮影が進行している。「これで飯食っていますし、親に仕送りできるのもこの仕事のおかげ。とにかく今は、1つの作品の中でどれだけ全力でやれるかってことですね」控えめながら力強く語り、俳優としての更なる飛躍に意欲を見せた。
「パラダイス・キス」は6月4日から全国で公開。
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