「パラキス」メンバー、スピンオフドラマでコメディに挑戦

（ｃ）KDDI, STUDIO SWAN(IMJ-E)

［映画.com ニュース］　矢沢あい原作の人気漫画を北川景子主演で映画化した「パラダイス・キス」が、6月に公開される。映画公開に先駆け、auの映像配信サービス「LISMOドラマ！」で、同作のスピンオフドラマ「パラダイス・キス：アフタースクール」が配信されることが決定した。

ファッション誌「Zipper」（祥伝社）で連載され、累計発行部数が600万部を記録。大学受験に追われる女子高生が、デザイナーを目指す専門学校生に学園祭のショーモデルにスカウトされたことをきっかけに、自分の人生を見つめ直す姿に焦点を当てる。

同作は「THE3名様」で知られる福田雄一が脚本・監督を担当し、映画に出演した向井理、五十嵐隼士、大政絢、賀来賢人が出演する。向井演じる天才デザイナー・ジョージの高級マンションを舞台に、ジョージが立ち上げたブランド「Paradise Kiss」のメンバーであるイザベラ、実和子、嵐の日常をコミカルに描く。

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女性の心を持つ男性イザベラという難しい役どころを演じた五十嵐は、「リハーサルでは嵐（賀来）との会話劇の掛け合いで、どんどん盛り上がってきちゃって、一瞬イザベラを忘れてしまう事があった」と述懐。実和子役の大政は、「撮影現場に入ってすぐ、あっ！　この感じ！　と思い出しながら楽しく撮影した」と4カ月ぶりの「パラキス」メンバーとの再会に、喜びをあらわにした。

福田監督は「撮影前に想像していた以上に向井くんがおもしろかった。（カップ焼きそばの）湯切りとかしてくれてねえ。本当に貴重な姿がいろいろ見れました」と話した。撮影を楽しんだ様子の向井は、「スピンオフドラマを見て『パラキス』メンバーの知識を入れてもらって、ぜひ劇場で楽しんでもらいたい」と映画のアピールも忘れなかった。

「パラダイス・キス：アフタースクール」は、5月6日から毎週金曜日、全4話配信。

「パラダイス・キス」は、6月4日から全国公開。