「ハングオーバー2」、タトゥめぐる訴訟で公開延期の危機
2011年5月25日 11:23

[映画.com ニュース] 全米で大ヒットを記録したコメディ映画「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の続編公開が危機にさらされている。「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」と題された第2弾は5月26日の全米公開を目前に控えているものの、係争中の裁判の行方によっては公開が差し止めになる可能性があるとハリウッド・レポーター紙が報じた。
「ハングオーバー!!」の公開差し止めを求めているのは、世界的に有名なタトゥアーティストのS・ビクター・ウィットミル。マイク・タイソンの顔に入れたタトゥとまったく同じデザインのタトゥーが同作のキャラクターに使用されているとして、著作権侵害を理由に公開差し止めを求める訴訟を起こした。
これに対し、世界配給を手がけるワーナー・ブラザースはタトゥに著作権はないと主張。タイソンのタトゥをまねたパロディにすぎず、前作ではこのタトゥを入れた姿でタイソンが登場しているにもかかわらず、原告が著作権を主張しなかったことを挙げ原告の主張に疑問を呈している。
なお、問題のタトゥはエド・ヘルムズ演じる歯科医ステュの顔にある。バカ騒ぎをしていた間に何者かに彫られたという設定で、平凡できまじめな性格とワイルドなタトゥとのコントラストが笑いを誘う。
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