井上真央、中島美嘉の復帰初“生歌”に感涙
2011年4月18日 20:17

[映画.com ニュース] 耳管開放症の治療で昨年10月からアーティスト活動を休止していた歌手の中島美嘉が4月18日、都内で行われた井上真央の主演映画「八日目の蝉」の完成披露試写会に登場し、主題歌「Dear」を熱唱。中島が復帰後、一般のファンを前に歌唱を披露するのは初めて。昨年10月に行われた「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」(フジテレビ)の公開収録以来、約半年ぶりとなる。
中島は昨年10月下旬、病状が悪化し、すべてのアーティスト活動を休止。デビュー10周年を記念した日本武道館と大阪城ホールでのライブも中止を余儀なくされた。この日、バッサリと髪を切った中島がステージに登場すると、ファンからは「美嘉ちゃん、復帰おめでとう」の声援が。中島本人は緊張した面持ちだったが、圧倒的なパフォーマンスで完全復活を印象付けた。
舞台挨拶に登壇した井上は、もともと中島の大ファンとあって、久しぶりの生歌に感激しきり。あふれる涙を抑えながら「いろいろ思い出してしまって……。作品とリンクして、いろんな感情を歌っていただいた」とコメントするのがやっと。一方、中島は安どの表情で「恋人や家族愛も含めて、大きな愛を歌ったつもり。映画を見てから作った曲なので、映画と一緒に聞いていただけるのが一番合っていると思う」。永作博美、森口瑤子、成島出監督ら登壇者も中島の歌声に酔いしれていた。

中島は4月28日の名古屋国際会議場センチュリーホールを皮切りに、全国ツアー「MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2011【THE ONLY STAR】」の開催も決定。東日本大震災の影響で一部公演が延期、中止となったが、ファンにとっては“歌姫”との久しぶりの再会となる。
角田光代の人気小説を「孤高のメス」の成島出監督が映画化。幼い自分を誘拐した女に数年間育てられた主人公・恵理菜(井上)の数奇な運命を軸に、母性とは何かを問いかけるサスペンスタッチの人間ドラマ。永作が不倫相手の子どもだった恵理菜を誘拐し、逮捕されるまで自分の子どもとして育てる希和子を演じる。井上は「悩みに悩んだ役だけに、思い入れも強い作品。一筋の光、希望、生命力を感じていただければ」とアピールしていた。
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