ホアキン・フェニックス、P・T・アンダーソン新作で俳優復帰か
2011年4月15日 17:36

[映画.com ニュース] 製作中断が伝えられていた、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン監督が新興宗教を描く新作「ザ・マスター(仮題)」に、新たな動きが見られた。
米Playlistなどによれば、資金難で中断していた同プロジェクトに新たな出資者が見つかり、俳優復帰作を模索中のホアキン・フェニックスが出演交渉に入っているという。フェニックスは、2008年に突然ラップ歌手への転向を宣言し周囲を驚かせたが、のちにケイシー・アフレックが監督する疑似ドキュメンタリー映画「アイム・スティル・ヒア」に出演するための演出だったことが明らかになっている。
「ザ・マスター」は、新興宗教台頭の兆しが見え始めた1950年代のアメリカを舞台に、独自の信仰を説くカリスマ的な知識人=マスターと、その右腕となる青年フレディの関係を中心に描く。マスター役には、「カポーティ」のオスカー俳優で、アンダーソン監督とはこれまで4度タッグを組んでいる盟友フィリップ・シーモア・ホフマンが決定している。フェニックスは、以前ジェレミー・レナーが候補に挙がっていたフレディ役で交渉中だと見られている。
なおアンダーソン監督のもとでは、トマス・ピンチョンの長編小説「Inherent Vice」の映画化企画も進行中だ。
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