「最高の自分を演じたい」 R・マクアダムスが恋に仕事に大奮闘!
2011年3月4日 19:53
[映画.com ニュース] 「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル監督最新作「恋とニュースのつくり方」に主演するレイチェル・マクアダムスが、同作への思い、製作秘話を語っている。
ニュースに対して強烈な情熱を注ぐ女性プロデューサー・ベッキーが、恋に仕事に奮闘しながら、超低視聴率で放送終了を迫られた番組を立て直すまでを描く。レイチェル扮するベッキーの頭を悩ませるふたりのベテランキャスターを演じるのは、ハリソン・フォードとダイアン・キートン。脚本を「プラダを着た悪魔」のアライン・ブロッシュ・マッケンナが執筆した。
レイチェルの同作への出演は、子どものころからあこがれていたヒーローのひとり、フォードとの共演が決め手になったという。「すごくドライで静かなハリソンのユーモアセンスは、この役にぴったり。彼なら気難しいベテランキャスターのマイクを見事に演じるとわかっていた」と断言する。
「表面は落ち着いてみえるが、実際はいつもナーバスになる。きっと隠すのがうまいだけ」と謙そんしながらも、「彼(フォード)に感心してもらいたい、自分にとって最高の演技をしたい」と仕事に対する意欲的な姿勢をうかがわせた。また、劇中で最も気に入っているという、ベッキーが集中攻撃をあびるニュースルームでのシーンは、役者ひとりひとりが皆、素晴らしかったと述懐。さらに、「何の変哲もないキャラクターを巧みに重要な役に仕立て上げる」とロジャー監督に最敬礼だ。
また、ふだんはスエット姿で仕事へ向かうという。撮影中、最もユニークだった点については「ハトを説得したこと。ハトの群れの間を走り抜けるシーンのためにパンでハトをおびき寄せなければならなかった」と製作秘話を明かした。
「恋とニュースのつくり方」は、全国で公開中。