ジョニー・デップ「日本は最高の国」とファン1000人に感謝
2011年3月3日 21:07

[映画.com ニュース] ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーが初共演を果たした「ツーリスト」のジャパンプレミアが3月3日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、来日中のデップとフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督が出席した。会場周辺には約1000人のファンが駆けつけ、デップの登場に大歓声をあげた。
イタリアへ傷心旅行にやって来たアメリカ人のフランク(デップ)が、ナゾの美女エリーズ(ジョリー)と運命的な出会いを果たし恋に落ちるが、それは巨大な陰謀に巻き込まれる序章でしかなかった。ベネチアを舞台に、“ツーリスト”フランクの決死の逃走劇を描くサスペンス。
予定を1時間ほど遅れて到着したデップは、握手やサインなど精力的にファンサービスを行い、昨年の「アリス・イン・ワンダーランド」ジャパンプレミア以来、約1年ぶりとなるファンとの交流を満喫。「寒いなか、待っていてくれてありがとう。日本は最高の国だよ」と感謝を述べた。お気に入りのシーンは「アンジーと初めて列車内で会うシーンだね。何気ない会話の裏で、見えない駆け引きが行われているんだ」。共演したジョリーについて「最初はどんな人だろうと思っていたが、会ってみると本当に普通で、地に足がついている。いい母親だし、ブラッド(・ピット)もいい父親なんだ」と語った。
ドナースマルク監督は「サスペンスやロマンス。いろんな要素を盛り込んだ楽しい映画に仕上がったよ。舞台となるベネチアも素晴らしい町だった」とアピール。「ジョニーがイリア語の挨拶“ボンジョルノ”を、“ボン・ジョビ”と言い間違えてしまったこともあったよ」と暴露するひと幕もあった。 「ツーリスト」は3月5日から全国で公開。
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