【第83回アカデミー賞】本命「英国王のスピーチ」作品賞で波乱なし
2011年2月28日 13:36

[映画.com ニュース] 第83回アカデミー賞の授賞式が2月27日(日本時間28日)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド・コダックシアターで行われ、トム・フーパー監督作「英国王のスピーチ」が作品賞を受賞した。
今回の賞レースは、主な批評家賞で「ソーシャル・ネットワーク」が独走。しかし、今年に入って風向きが変わり、各組合賞で今作が作品賞を立て続けに受賞した。SAG賞やDGA賞といった組合賞を投票するメンバーと、アカデミー会員が重複するため今作が優勢と見られていた。
さらにその後、アカデミー賞直前になって「ソーシャル・ネットワーク」や「トゥルー・グリット」が挽回したため、混とんとした様相を呈していた。終盤に訪れた本命の思わぬ失速で想像のつかない展開を見せたが、波乱なき大本命の戴冠となった。
同作は、コリン・ファースが主演を務め、現イギリス女王エリザベス2世の父ジョージ6世の伝記を映画化した歴史ドラマ。きつ音障害を抱えた内気なジョージ6世が、言語療法士の助けを借りて障害を克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づける見事なスピーチを披露して人心を得るまでを描く。
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