山下敦弘監督「沢尻エリカは怖かった」
2011年2月24日 11:44

[映画.com ニュース] 妻夫木聡と松山ケンイチが初共演する「マイ・バック・ページ」のメガホンをとった山下敦弘監督が2月23日、東京・シネセゾン渋谷でトークショーを行った。この日は、2月27日に閉館が決まった同館で、2005年に公開された山下監督の代表作「リンダリンダリンダ」がクロージング上映された。
同作は女子高生が人気バンド「ザ・ブルーハーツ」のコピーに挑む青春映画。韓国を代表する人気女優のペ・ドゥナを主演に起用し、前田亜季や香椎由宇、ブレイク前の松山と小出恵介も出演する。山下監督は、「女子高生がブルーハーツを演奏して面白いのかなと……。正直気持ちは乗らなかった」と述懐。それでも以前から興味があったドゥナに、ダメ元で出演オファーを出すと「とんとん拍子で話が進み、慌てて主人公を韓国人留学生に書き換えた。日本人がブルーハーツを歌うと、意味がついちゃうから彼女に依頼して良かった」。オーディションには木村カエラや沢尻エリカも参加していたといい、「沢尻エリカはものすごく怖かった。10代でこのオーラかよって(笑)。『パッチギ!』でおしとやかな印象を持っていたが、会ったときはすごい茶髪で」と振り返った。
最新作「マイ・バック・ページ」は元・朝日新聞社記者で、現在は文芸・映画評論など幅広く活躍する川本三郎氏の同名ノンフィクションを原作に、1960年代後半の学生運動をめぐるてん末を描く。妻夫木は主人公の記者を、松山が新左翼系のリーダーを演じる。山下監督は初タッグとなる妻夫木について、「ものすごい努力家で、シナリオにもぎっしり書き込みをしていた。(舞台のひとつである)阿佐ヶ谷を1日歩いたりもしたそうです。役をつくりこむタイプだと思いますね」。一方、「リンダリンダリンダ」以来となる松山は「対照的に現場で役をつくっていく人。臨機応変で柔軟性がある。もちろん芯が1本通っている」といい、久々の再会で俳優としての成長を実感したそうだ。
そして、「自分の中でも『リンダリンダリンダ』は特別な作品。今日は久しぶりに35ミリの大スクリーンで皆さんと一緒に見ようと思います。そういえば、香椎さんもお母さんですもんね」としみじみ語っていた。 「マイ・バック・ページ」は5月28日から全国で公開。
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