山P、錦糸町に凱旋 伊勢谷から猛烈ツッコミ
2011年2月20日 09:27
累計発行部数2500万部を誇る伝説的ボクシング漫画の実写版で、ケンカに明け暮れる矢吹丈が、天才的なセンスに目を付けた元ボクサー・丹下段平との出会いを経て、ライバル力石徹に挑む姿を描く。
昭和40年代の東京の下町を舞台にしていることから、今回の舞台挨拶が実現。約400人のファンは、事前に配られた眼帯を左目に巻き、香川照之演じる“段平スタイル”で山下たちを出迎えた。これには山下も、「多すぎてタモリさんみたいに見えますね」と笑いつつ「こんなに多くの人が見てくださり、しかも段平になってくださってうれしいです!」と予想外の演出を喜んでいた。
山下にとって、錦糸町はかつて住んでいた思い出の地。「ここから高校にも通っていたし、この映画館に映画を見に来たこともあります」と愛着たっぷりの様子。すかさず伊勢谷が「そのときは誰と来たの? 何を見たの?」と鋭く追及すると、山下は「いや、友だちと……。『バトルロワイヤル』を見たと思います」と明かした。曽利監督は、「撮影前にこのあたりも来ましたし、泪橋も見に行って感慨深かったですが、山下さんがジョーを演じるのは運命だったんですね」と深くうなずいていた。
公開1週間で観客動員約40万人を記録した今作。この日の観客の中には11回目という人の姿も。伊勢谷は、「そこまでいくと、もう少しほかのことに時間を使った方が……」と観客にツッコミを入れながらもニヤリ。すでに台湾、マカオ、フランスなど9つの国と地域での公開が決定しており、さらに17か国と公開に向けて交渉中だという。伊勢谷は「下町を舞台にした映画がこうして世界で公開されるのは感慨深い」と喜んだ。
映画に出演した子役たちが祝福に駆けつけて花束を贈呈するひと幕も見られた。撮影中の山下との思い出について、「抱っこしてもらった」「お腹を触ったら固かった」「自分の撮影が終わっても僕たちの撮影が終わるまで待っててくれた」など優しい一面を次々と告白。山下は照れくさそうに「この子たちのおかげで和めたし、減量などのストレスからも解放してくれた」と再会を喜んでいた。
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