リリー・フランキー、1億2000万人総オスギ化を画策
2011年1月24日 20:40
[映画.com ニュース] 作家のリリー・フランキーが1月24日、独自に選んだ映画を勝手に宣伝する「勝手に宣伝部(仮)」を発足し、その第1弾となる「白夜行」(深川栄洋監督)をPR。会場となった東京・渋谷の映画美学校では試写会が行われたほか、リリー監修のオリジナルCMが上映された。
累計200万部を売り上げた東野圭吾の同名小説を映画化。殺人事件の容疑者の娘として育った雪穂は、類まれな美ぼうを武器に底知れぬ欲望を叶えていく。究極の悪女であるヒロインを演じるのは、堀北真希。第61回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品される。
かつて情報誌に映画評を連載していたリリーは「この映画は書きどころが満載!」。80年代が主要な舞台になっているが「こんなに暗い80年代の映画はない。野村芳太郎や増村保造のようなドス黒い世界観で2時間半押し切るあたり、気骨を感じた」と評した。また、主演の堀北を「悪女の役、似合いますね」と絶賛。刑事役の船越英一郎に「グッときた」といい、劇中の戸田恵子の髪型が80年代のヒット作「フラッシュダンス」のジェニファー・ビールスみたいだと批評していた。
観客に対しては「映画評は短い方がいい。ほめろとは言わないので、興味もったところを簡潔に書いてほしい」と指南。「今は個人個人がメディアを持っている時代。メールやブログ、ツイッターなどいろんな方法で表現してくれれば。目指すは1億2000万人総オスギ化」と映画評論家のおすぎを引き合い、客席の“宣伝部員”に呼びかけていた。
「白夜行」は1月29日から全国で公開。
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