鈴木杏、高良健吾とW主演「軽蔑」で初ウエディング披露
2011年1月17日 06:01

[映画.com ニュース] 女優の鈴木杏が、高良健吾とともに主演を務める「軽蔑」で、初めてウエディングドレス姿を披露した。鈴木は、「もともと結婚願望とかあまりないほうなのですが、やっぱりウエディングドレスを着るとうれしくなりました。年齢的にも、そういう年になってきたのだなあと不思議な気持ちでした」と振り返った。
「雷桜」の廣木隆一監督がメガホンをとる同作は、芥川賞作家の故中上健次さんが発表した最後の長編小説にして、初めての映画化となる。主人公は、名家のひとり息子ながら賭博で借金ばかりしているカズ(高良)と、歌舞伎町のポールダンスバーでNo.1の踊り子・真知子(鈴木)。強烈に引かれ合う2人はカズの故郷で暮らし始めるが、父親(小林薫)は関係を認めてくれず、高利貸しの男(大森南朋)は借金の代わりに真知子を要求する。そんななか、追っ手を食い止めようとするカズと逃げる真知子の命がけの純愛を描く。
鈴木にとって初のウエディングシーンは、中上さんの故郷、和歌山・新宮のグリーンピア南紀で行われた。一度はカズのもとを離れた真知子が、愛する恋人の強い思いを受け入れ、両親の反対は残るものの故郷で盛大な結婚パーティを行い、つかの間の幸せをかみ締めるシーン。クランクアップを迎え、「あまりに激動の1カ月だったので、今はとても日常が平和に感じられます。いろいろなことがあって、張り詰めたギリギリのところにいたので」と振り返った。
同作のような身を焦がすような恋愛や結婚について、「すごく素敵だと思うし、格好いいなあとあこがれる部分もあるけれど、役としてでもこんなに大変なのに現実で経験したらどうなっちゃうんだろう……と思います(笑)。でも、人生のうち一度は経験してみたいかも」と話している。
「軽蔑」は、6月に全国で公開。
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