「ゴシップガール」出演俳優、イーストウッド監督作に抜てき
2011年1月12日 15:18

[映画.com ニュース] クリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演で米連邦捜査局(FBI)の初代長官J・エドガー・フーバーの生涯を描く伝記映画「J・エドガー(原題)」に、人気テレビシリーズ「ゴシップガール」のチャック・バス役で知られる英俳優エド・ウェストウィックが出演することが分かった。
同作は、FBI長官として50年にわたって権勢をふるい、「影の大統領」とまで言われたフーバーのキャリアに焦点を当てるもので、ディカプリオがフーバーに扮する。米Deadline Hollywoodによれば、ウェストウィックは、フーバーに文才を買われて伝記本の執筆を依頼されるスミス捜査官役を演じる。伝記を書く過程で、フーバーについて知りすぎてしまうという重要な役どころだ。ウェストウィックは過去に数本の映画に出演しているが、イーストウッド監督のようなビッグネームの作品に参加するのは今回が初めてとなる。
「J・エドガー」はほかに、同性愛者だったと言われるフーバーの恋人と噂されたFBI副長官のクライド・トルソン役で、「ソーシャル・ネットワーク」のアーミー・ハマー、ジュディ・デンチが出演。なお、フーバーの個人秘書を50年以上務めたヘレン・ガンディ役がシャーリーズ・セロンにオファーされていたが、出演を辞退したようだ。それを受け、イーストウッド監督はナオミ・ワッツとエイミー・アダムスを同役の候補として考えているという。
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