「ソーシャル・ネットワーク」全米映画批評家協会賞も4冠で圧勝
2011年1月11日 11:51

[映画.com ニュース] 第45回全米映画批評家協会(NSFC)賞が1月8日発表され、今年の賞レースを席巻中の「ソーシャル・ネットワーク」(1月15日公開)が作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の4冠に輝いた。
同作はすでにロサンゼルスとニューヨークの批評家協会賞を制しており、昨年のアカデミー作品賞受賞作「ハート・ロッカー」につづいて、例年あまり意見が一致しない3つの主要な批評家賞を獲得したことになる(昨年以前に最後に3つの賞を制覇したのは、1997年の「L.A.コンフィデンシャル」だった)。
一方、俳優部門では、イタリア映画「勝利を」(マルコ・ベロッキオ監督)でムッソリーニの愛人を演じた伊女優ジョバンナ・メッツォジョルノが、主演女優賞を受賞するサプライズがあった。
2010年度NSFC賞の受賞者は次の通り。
▽監督賞 デビッド・フィンチャー「ソーシャル・ネットワーク」
▽主演男優賞 ジェシー・アイゼンバーグ「ソーシャル・ネットワーク」
▽主演女優賞 ジョバンナ・メッツォジョルノ「勝利を」
▽助演男優賞 ジェフリー・ラッシュ「英国王のスピーチ」
▽助演女優賞 オリビア・ウィリアムズ「The Ghost Writer」
▽脚本賞 アーロン・ソーキン「ソーシャル・ネットワーク」
▽外国語映画賞 「コードネーム:カルロス 戦慄のテロリスト」(オリビエ・アサイヤス監督)
▽ノンフィクション映画賞 「Inside Job」(チャールズ・ファーガソン監督)
▽撮影賞 ロジャー・ディーキンス「トゥルー・グリット」
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