刑務所グルメ漫画「極道めし」、前田哲監督が映画化
2010年12月31日 06:00

[映画.com ニュース] グルメ漫画家として知られる土山しげる(協力・大西祥平)の人気作品「極道めし」が、映画化されることになった。メガホンをとるのは、「ブタがいた教室」「陽気なギャングが地球を回す」の前田哲監督。大みそかの刑務所を舞台に、受刑者たちがおせち料理の争奪をかけて“自らの経験したうまいもん自慢”のバトルを繰り広げる姿を描く。
前田監督は、妻夫木聡主演作「ブタがいた教室」(2008)で小学6年生の生徒たちが1年間にわたり飼育したブタを、食べるか否かを生徒たちに議論させることで臨場感をもたせた。“食育”をドキュメンタリータッチに演出した同作は、第21回東京国際映画祭で観客賞を受賞。今回も、食の思い出をきっかけに、その背景にある隠された思いや、食から生まれる人間の生命力に対して真正面から対じした。
“勝負メシバトル”は、うまいもん自慢の話にはまって「おいしそう……、たまらん……」とつばを飲み込み、喉をゴクリと鳴らした人数が最も多い者が、全員からおせち料理を1品ずつもらえるという子どもじみたゲーム。こわもての男たちが、「あの女のオムライスが忘れられない」「おふくろに会いたい。あの卵かけごはんが食べたい」と思い入れたっぷりに語っている。
原作は、グルメ漫画にもかかわらず料理人が主人公ではなく、“勝負メシバトル”に臨む登場人物たちは思い出の食べ物に関するエピソードを展開するだけで一切食事をしない。しかし撮影では、キャストはひたすら食べ続けた。それぞれのエピソードを回想するシーンに、刑務所内での生活を描くうえで3食のシーンも加わり、食べるシーンがなかったのは全12日間の撮影のうち2日間だけだったという。
主演を務めるのは、園子温監督作「愛のむきだし」やNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」などに出演した永岡佑。通称「新入り」で、母親のホットケーキと恋人のラーメンを勝負メシの題材に選ぶ。ほか、勝村政信、落合モトキ、ぎたろー、麿赤兒、木村文乃、田中要次らが出演。
「極道めし」は、2011年に全国で公開。
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