1人3役のベン・アフレックが語る「ザ・タウン」特別映像を入手
2010年12月25日 12:53
同作は、チャック・ホーガン原作の「強盗こそ、われらが宿命(さだめ)」を映画化した犯罪ドラマ。全米一銀行強盗発生率の高いボストン・チャールズタウンを舞台に、強盗を稼業とするダグ(アフレック)が運命にあらがおうと葛藤(かっとう)する姿を描く。「ハート・ロッカー」で脚光を浴びたジェレミー・レナーが、ダグの相棒ジェムに扮する。
アフレックは「アルマゲドン」「パール・ハーバー」などの大作に出演するかたわら、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(2007)で鮮烈な監督デビューを果たし、全米映画批評家協会賞の最優秀監督デビュー賞など多数の賞を受賞。また、「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」では親友のマット・デイモンとともにオリジナル脚本で米アカデミー賞を受賞するなど、クリエイターとしても高い評価を受けてきた。
特別映像では、アフレックとレナーが自ら演じるキャラクターを紹介する。アフレックは「銀行強盗と警察の攻防を描いた映画だが、“タウン”に縛られながら運命にあがく男ダグの苦悩にも迫っていく」と解説。そんなダグを引き留めるジェム役のレナーは、「銀行強盗は家業だ。彼がやることはすべて、しっかり計算されていると思う。確かに彼は人を傷つけるが、それは自分が逃げるためか死なないためで、何らかの理由があるんだ」と危うさを見事に表現し、ゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞にノミネートされた。
「ザ・タウン」は、11年2月5日から全国で公開。