ギレルモ・デル・トロ、新スタジオを発足
2010年12月10日 16:40

[映画.com ニュース] 「ヘルボーイ」シリーズや「パンズ・ラビリンス」などで知られるギレルモ・デル・トロ監督が、撮影からポストプロダクションまでを一括でこなすことができる総合スタジオ「ミラダ・スタジオ」を発足させた。
場所はロサンゼルスの海辺にあるマリナ・デル・レイで、「未知との遭遇」や「ブレードランナー」の撮影に使われたことでも知られる瓶詰め工場を改修。2万5000平方フィート(約2300平方メートル)の施設内では、プレビズからポストプロダクション作業まで映画製作のすべての過程をこなすことができるという。
共同設立者には、「ヘルボーイ」シリーズで撮影監督を手がけたギレルモ・ナバロや、制作会社Motion Theoryの共同経営者マシュー・カレンとハビエル・ヒメネスが名を連ねる。製作施設を所有する映画監督といえば、ニュージーランドのウェリントンを拠点にするピーター・ジャクソンが有名だが、デル・トロ監督は製作遅延を理由に「ホビットの冒険」を降板するまでは、ジャクソン監督が所有するWETAで同作のプリプロダクション作業をしていた経緯がある。
デル・トロ監督は米Deadlineの取材に対し、同スタジオ創設の意図をこう説明している。「ウェリントンのやりかたをマネようとしたわけではないけれど、それぞれの施設が近くにあることが素晴らしいと思ったことは事実だ。僕らが目指すのは、伝統的なストーリーテリング手法に基づいた機敏で強固なスタジオだ。ひとつ屋根の下にすべての機能を備えた、未来のストーリーテラーを育成するための強固なクリエイティブコミュニティをつくりたい」
今後、自らの監督作をはじめ、プロデュース作をこのスタジオで製作していくことになる。デル・トロ監督の次作はH・P・ラブクラフトの名作「狂気の山脈にて(At the Mountains of Madness)」の3D映画化で、同作はジェームズ・キャメロンがプロデュースすることになる。
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