「FIT」出演の3女優、東京国際映画祭での上映に「夢のよう」
2010年10月30日 15:38

[映画.com ニュース] 第23回東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門に出品された「FIT」が10月30日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映され、廣末哲万監督、並木愛枝、新枝みどり、結が舞台挨拶に立った。
同作は、現代社会に生きづらさを感じている人々が、誰かに傷つけられ、自分も誰かを傷つけながらも他人と交わろうとしていく姿を描いた、人生の応援賛歌。
廣末監督は、PFFアワード2004で監督作「さよなら さようなら」が準グランプリを受賞した気鋭の若手監督。同作では脚本構成、編集、撮影を兼ね、「(東京国際映画祭という)上映の場を与えてもらい感謝しています。映像、人、言葉、音楽……映画のなかの何かがみなさんにフィットしてもらえるとうれしいです」と語った。
3人の女優たちも、同映画祭の舞台挨拶に立っていることが「夢のようです」と感無量の面持ち。並木は、「必死で生き抜こうとしている姿、愛そうとしている姿、思いやりを持っている姿が届いたらうれしいです」。新枝は、増え続ける日本人の自殺者について「生きているからこそ、こんなに素晴らしい場に立たせてもらっている。生きることをあきらめないでほしい」と目に涙を浮かべながら訴えた。
また、以前から廣末作品が好きだったという結は、同作が映画初挑戦で「廣末監督のもとには100%の愛を持ったスタッフとキャストがそろっていて、作品に対する愛の純度が高い。この作品が本当に大好きです!」とアピールした。
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