ジョニー・デップ「影なき男」リメイク主演へ
2010年10月22日 11:28

[映画.com ニュース] ジョニー・デップが「影なき男」(1934)のリメイクを熱望し、プロジェクトを始動した。米Deadline Hollywoodによれば、デップ自らが主演とプロデューサーを務め、「パイレーツ・オブ・カリビアン」第4弾のロブ・マーシャル監督(「シカゴ」「アニー」)がメガホンをとることを希望。企画開発を手がけるワーナー・ブラザースは、すでに脚本家の選考に入っているという。
オリジナル版は、ダシール・ハメットが探偵夫婦ニックとノラの活躍を描いた推理小説の映画化シリーズ第1弾で、全6作が製作されている。デップは「『影なき男』は長い間、僕のお気に入りで、ロブに監督して欲しいと思っている。きっとうまくいくと思うよ」と語っている。ワーナー側も「ジョニー・デップほど完璧にニックを演じられる俳優はいないでしょう」とコメントしている。オリジナルシリーズの最初の2作分の要素を1本にまとめる意向で、マーシャルの振り付けにより、ミュージカルシーンを加えるアイデアもあるという。
デップは、ティム・バートン監督「ダーク・シャドウズ(原題)」の撮影を控えているほか、キャスリン・ビグロー監督がメガホンをとる「トリプル・フロンティア(原題)」など、数本について出演交渉中だ。
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