三池×役所版「十三人の刺客」米公開決定
2010年9月23日 13:28
[映画.com ニュース] 米配給会社マグネット・リリーシングが、三池崇監督の最新作「十三人の刺客」の北米での配給権を獲得した。2011年初頭の米公開を予定しているという。
第67回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、第35回トロント国際映画祭では北米プレミア上映された同作。獲得に直接動いた同社のトム・クィン上級副社長は、「三池はこの究極のサムライ映画をひっさげて帰ってきた。我々は、世界で最も偉大なジャンル映画の達人のひとりである彼の傑作を、我が社に迎えられることを非常に光栄に思う」と語った。
同社はこれまでにも、ジョン・ウー監督の「レッドクリフ」2部作、松本人志監督「大日本人」などアジア映画の米配給を手がけており、トロントで上映されたキム・ジウン監督の韓流スリラー「アイ・ソウ・ザ・デビル(英題)」の北米配給権を獲得したばかりだった。
1963年製作の同名映画をリメイクした「十三人の刺客」は、暴君を討ち取るべく送り出された13人の侍たちの激闘を描く時代劇エンタテインメント大作。役所広司をはじめ山田孝之、伊勢友介、高岡蒼甫、稲垣吾郎、松方弘樹、松本幸四郎ら豪華キャストが出演している。日本では、9月25日から全国で公開。