妻夫木&深津、モントリオールで「悪人」手ごたえ十分
2010年9月7日 07:53

[映画.com ニュース] 芥川賞作家・吉田修一の代表作を映画化した「悪人」が9月5日(現地時間)、カナダで開催されている第34回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門で公式上映され、主演の妻夫木聡、深津絵里、李相日監督が会見に臨んだ。
この日、公式上映には多くの映画ファンが集まり、上映終了後にはスタンディングオベージョンが沸き起こる盛り上がりぶり。李監督は、会場ロビーに残った多くの観客から質問攻めにあうなど、評判は上々だ。
原作を読んで自ら志願して主演を勝ち取った妻夫木にとっては、思い入れの深い作品。それだけに、「俳優を初めて13年目ですが、今、自分にできるすべてを出し尽くしたと思います。その思いが日本の方だけでなく、こうやってモントリオールの方々にも触れていただけることがうれしい」と感慨に浸った。

深津も、「まさか去年の冬に撮影しているときに、この作品を海を越えると思っていなかったので、今ここでご挨拶しているのが夢のような瞬間です」とニッコリ。李監督は、「モントリオールの人々は映画を愛し、映画がないと生きていけない人たちと聞いています。『悪人』が素晴らしい薬になることを祈っています」と語った。
1977年から開催されている同映画祭は、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭に次ぐ北米最大級の映画祭。近年では滝田洋二郎監督、本木雅弘主演の「おくりびと」(2008)が最高賞のグランプリを受賞したほか、昨年は「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」で根岸吉太郎監督が監督賞を戴冠するなど、日本映画との相性が良いことでも知られている。
「悪人」は、9月11日から全国で公開。
関連ニュース






「スタントマン 武替道」あらすじ・概要・評論まとめ ~スタントマンの命懸けの生身のアクションが映画原始の興奮を呼び覚ます~【おすすめの注目映画】
2025年7月24日 10:00
映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー