加藤清史郎主演で「忍たま乱太郎」実写化 三池崇史監督がメガホン
2010年8月24日 11:35
原作は、尼子騒兵衛による人気ギャグ漫画「落第忍者乱太郎」で、1986年から朝日小学生新聞で連載中。コミックスは47巻、累計800万部を突破しており、93年からNHK教育でアニメ版も放送されている。
初の実写映画化となる今回は、主人公の乱太郎がエリート忍者を目指して忍術学園へ入学し、きり丸やしんべヱ、一年は組の仲間たちとともに修行に励む原作1~2巻がベース。そこに45巻のエピソードを加えて物語が構成される。“忍たま”と呼ばれる、忍術学校で学ぶ忍者のたまごの乱太郎らが、“抜け忍”として命を狙われることになった友だちのタカ丸親子を助けるために奮闘する姿を描く。
同作のプロデューサーが、加藤がブレイクするきっかけとなったNHK大河ドラマ「天地人」を見て出演をオファー。また、同作で上杉景勝の幼少時を演じ、雪のなかを加藤演じる与六をおぶって歩くシーンが印象的だった溝口琢矢も、タカ丸役で出演し、加藤と再共演を果たす。
ほか、一年は組の教科担当教師・土井半助役には、三浦友和・山口百恵夫妻の次男で「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で俳優デビューを飾った三浦貴大。一年は組の実技担当教師・山田伝蔵役に扮する寺島進は、女装に自信があるという役どころだ。
7月16日にクランクイン。京都東映太秦撮影所や京都市内、滋賀県、兵庫県でのロケを中心に撮影が進められており、8月末にクランクアップ予定。すでに乱太郎になりきっている加藤からは、動画メッセージも到着。「毎日暑いなか、忍者の修行をしています!」と意気込みを語っている。
2011年春の完成を目指し、同年夏に全国公開。
(C)2011 実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
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