市原隼人、ハリウッド3Dアニメ「ガフールの伝説」で声優初挑戦
2010年8月23日 06:07

[映画.com ニュース] 俳優の市原隼人が、米3Dアニメーション映画「ガフールの伝説」の日本語吹き替え版で、声優に初挑戦することが決まった。
同作は、フクロウたちの冒険を描くファンタジー小説「ガフールの勇者たち」の映画化。若きフクロウのソーレンが、邪悪なフクロウ組織「純血団」から王国を守るため、樹齢1万年の不思議な巨木に住むという伝説の勇者を探して旅に出る姿を描く。
原作は、「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリストに入り、アメリカ国内だけで500万部を突破する人気小説。監督を「300 スリーハンドレッド」「ウォッチメン」のザック・スナイダーが務めている。
市原は、主人公ソーレン役の吹き替えを担当する。ソーレンは正義感が強く、天性のリーダー資質を持つ若きメンフクロウ。危険で困難な冒険を通じて友情や勇気、正義を学び、勇者の一員になるために成長をしていく。配給のワーナー・ブラザースは、「(市原の持つ)友情、勇気、正義を大切にするイメージをソーレンに吹き込んでほしい」と起用理由を説明。市原は、「見ていただく方の心に勇者のような“勇気と夢”の芽が生えるように気持ちを込め、精一杯頑張りたいと思います。伝説の旅をご期待ください」とコメントを寄せた。
市原は、岩井俊二監督が初めてアニメに挑戦し、横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」で上映された「BATON」(2009)でアニメーション経験がある。しかし、同作は実写で演じた映像を特殊な技法でアニメ化した作品のため、純粋なアニメーション作品で声優を務めるのは今回が初めてとなる。
「ガフールの伝説」は10月1日から全国で公開。
(C)2010 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
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