西原理恵子、岩井志麻子ら“熟女キャッツアイ”がジュリア・ロバーツに対抗心
2010年8月18日 18:09

[映画.com ニュース] ドラマ「中国式離婚」のトークショー試写会が8月18日、東京・シネマート六本木で行われ、漫画家の西原理恵子、作家の岩井志麻子、週刊新潮部長職編集委員の中瀬ゆかり氏が出席した。ともに離婚経験をもつ3人が“熟女キャッツアイ”として、経験談を赤裸々(せきらら)に告白。同日、同時間帯に六本木で来日会見を行ったジュリア・ロバーツに対抗心を燃やすひと幕もあった。
「中国式離婚」は裕福な生活を夢見る教師の妻と、真面目で堅実な医師の夫が、価値観の違いや生活のすれ違いをきっかけに、離婚問題に直面するさまをリアルに描いた社会派ドラマ。
西原は「(主人公が)すごいバカな女。見ている人に『ちょっと待て待て』とつっこませて、引っ張っている。一昔前の日本のドラマもそうだったし、正直見ても得はない」とバッサリ。「今の時代、女性も相手に何かを求めたり、頼ったりせず、自分で稼いだほうがいい。結婚するならお互い“戦友”になるべきだし、不測の事態を乗り越えるにはお金がかかる」と経験をもとにアドバイスした。現在、再婚願望はないというが、「子どもは欲しい。2人の子育てが本当に楽しいので」と“毎日かあさん”な素顔をのぞかせた。
一方、岩井は「突然主人公が記憶喪失になったりしないし、真面目な作りで意外と面白い」と好感触。08年に18歳年下の韓国人男性と再婚したが、「今『ダーリンは外国人』が売れているけど、私も『ヒモは朝鮮人』って本を出したい。離婚したほうが生活は楽」と無職の夫に嘆き節。しかし、中瀬は「2つの意味でアウト。絶対に無理」、西原も「ペットが増えた感覚でしょ」と突き放した。実際、岩井は夫にゾッコンだといい、「結局この世はぜんぶ相性! どんなにひどい相手でも、本人が良かったらしょうがない」と結婚生活に大満足の様子だ。
その後のトークは、脱線しきり。西原が「今日、ここにいる記者さんは、ジュリア・ロバーツの会見に入れてもらえなかった人たち」といじれば、岩井や中瀬は「ジュリア・ロバーツと間違えて来たんでしょ。あんな口のでかい女には負けない」と言いたい放題だった。
「中国式離婚」(第13~22話)は9月3日からセル・レンタル開始。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ

世界記録樹立の“極大刺激作”!!
【この絶品、まだ観てないの!?】配信直後から超爆裂ヒット&中毒者、大量発生中!!
提供:JCOM株式会社

エグい怖い、そしてむちゃ楽しい――
【超人気ホラー、感動の完結編!!】「ドールハウス」「近畿地方」で戦慄した人、全員集合!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート