はしのえみ“運命のボタン”は結婚 「考え方も倍に」とノロケ
2010年8月16日 11:53
米人気SF作家リチャード・マシスンの短編小説「Button, Button(原題)」を映画化。「このボタンを押せば100万ドルを受け取れるが、引き替えに世界のどこかで見知らぬ誰かが死ぬ」という赤いボタンを手にしたノーマ(キャメロン・ディアス)とその夫が、迷いながらもボタンを押してしまうことで巻き起こる異色サスペンス。はしのは、大ファンだというディアスの吹き替えを務める。
はしのにとって、日本語吹き替えは「トップガン」(05年の復刻版)、「ウィッチマウンテン/地図から消された山」に続き3度目で、主役級は初めて。アフレコ中は「手が震えてきた」と緊張した様子で、「やっぱり大変。演技に合わせなければいけないし、ため息や息づかいも難しい」と苦労した様子だ。そして、「ディアスさんの演技もいつもと違うシリアス路線。とはいえ、(日本語吹き替えが)淡々とし過ぎていても良くないし……」と悩みを明かした。
大金が手に入るボタンが目の前にあっても、「私は押さないですね。他人だけじゃなく、自分の運命も大きく変わってしまう。それは今までの自分を否定するようなものなので」と慎重な姿勢。記者から「それは幸せだから?」と聞かれると、恥ずかしそうに「はい」と答えた。はしのは、昨年の元日に入籍。結婚が人生のなかで大きな“運命のボタン”だったといい、「結婚して、人間関係も考え方も倍になった。それに、家に帰って部屋が真っ暗じゃないのもいいですね」とニッコリ。子どもについては「年齢的にそろそろいっておきたい。でもこれも縁なので……」と語るにとどめた。
「運命のボタン」のDVD&ブルーレイは、10月22日に発売。
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