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光石研、32年ぶり映画主演で中年男のダンディズム描く

2010年8月8日 15:11

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「博多っ子純情」以来の主演映画
「博多っ子純情」以来の主演映画

[映画.com ニュース] 日本映画界の名バイプレイヤー・光石研が、石井裕也監督の最新作「あぜ道のダンディ」で主演を務めることが決まった。これまでに映画出演本数140本を誇る大ベテランの主演は、デビュー作「博多っ子純情」以来32年ぶり。光石は50歳の男やもめである主人公・淳一を演じ、中年男の生き方・ダンディズムを体現する。

同作は、妻に先立たれて15年になる主人公が、薄給&重労働の配送業で働きながら、大学浪人中の長男と高校3年生の長女には見栄を張り、それでも必死に育てる姿が描かれる。体調を崩しガンではないかと思い悩むようになったころ、2人の子どもたちが東京の私立大学受験に合格する。男が男らしく生きにくくなった現代日本において、“オヤジ”がどう生きていくべきかに迫る「中年白書」だ。

映画、ドラマ、舞台と幅広いジャンルで活躍する光石だが、“座長”として主演に名を連ねるのは実に1978年以来となる。今回の起用について、「本当にありがたいことです。しかし、あまりそれを考えると緊張してしまうので、平常心を心がけ、いつも通り現場へ向かいたい」とあくまで自然体を強調。それでも、同年代のファンへ向け「ご同輩諸氏! まだまだ枯れるには早いですよ! オレたちはオレたちで、ギドギド行きましょうや!!」と呼びかけた。

メガホンをとる石井監督は、ロッテルダム国際映画祭と香港国際映画祭で特集上映が組まれるなど世界的に注目を集め、商業映画デビュー作「川の底からこんにちは」もスマッシュヒット。新作について「光石さんの主演映画がなぜないのか不思議に思っていました。今回、『平成のダンディズム』を描くにあたって、主演は光石さん以外に考えられませんでした」と指名理由を説明した。そして、「長年の俳優生活でつちかわれた渋さと、人柄からにじみ出ている人間っぽさ、かわいらしさが同居する光石さんを、現場で直に見られるのは今からとても楽しみです」とクランクインが待ちきれない様子だ。

あぜ道のダンディ」は10月にクランクインし、2011年に公開予定。

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