「ウルトラマンゼロ」新キャラは円谷プロ懐かしのヒーロー

［映画.com ニュース］　円谷プロダクションの国民的特撮シリーズ最新作「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦！ベリアル銀河帝国」の製作発表会が8月8日、神奈川・ラゾーナ川崎プラザのルーファ広場で行われた。

ウルトラマンシリーズ生誕45周年を記念した節目の作品で、前作「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」で登場した悪役の「ウルトラマンベリアル」が、「銀河皇帝カイザーベリアル」として復活。宇宙制覇とウルトラ戦士への復しゅうを企むなか、父ウルトラセブンからブレスレットを授かったゼロが、光の力を集結し壮絶な戦いに挑む姿を描く。

この日は、主人公ラン役の小柳友、ランの弟ナオを演じる濱田龍臣、惑星エスメラルダの若き姫エメラナに扮する土屋太鳳、アベユーイチ監督が勢ぞろい。さらに、ウルトラマンゼロと協力してベリアルと戦う新キャラクター「ミラーナイト」と「グレンファイヤー」もお披露目された。

同プロが1970年代に制作していた特撮ヒーローをモチーフにしたそうで、ミラーナイトは「ミラーマン」（71）、グレンファイヤーは「ファイヤーマン」（73）として現代によみがえった。アベ監督は、「ミラーマンはエメラナ姫を守る騎士で、グレンファイヤーは宇宙でベリアル軍と戦う炎の海賊団の用心棒。ともに正義の戦士です」と役どころを説明した。

撮影は九州地方や山口県などで行われているそうで、小柳は「ウルトラシリーズの仲間に入れていただいて誇りに思う。子どもたちの心に残るようなウルトラマンになりたい」と意欲新た。それでも、ウルトラマンゼロと相対し「初対面なんですが……、はじめまして」と照れくさそうに話しかけていた。

「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦！ベリアル銀河帝国」は、12月23日から全国で公開。