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ディアブロ・コーディ、ミーガン・フォックスのカリスマ性を絶賛

2010年7月30日 20:43

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次回作は女子大生がテーマになるという
次回作は女子大生がテーマになるという
(C)2009 Twentieth Century Fox

[映画.com ニュース] 「JUNO ジュノ」でアカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞した脚本家ディアブロ・コーディの最新作「ジェニファーズ・ボディ」が、7月31日から公開される。オスカー受賞後第1作となる本作で、コーディは笑いと恐怖が同居するホラーコメディに挑戦している。

「『キャリー』『ローズマリーの赤ちゃん』『ハロウィン』といったホラー映画が大好きだったし、コメディももちろん好き。恐怖で飛び上がったとしても、油断して笑ったとしても、映画館に行って心からリアクションできるという意味で、ホラーとコメディは1枚のコインの裏表だと思っていたの。この作品には、これまでのホラー映画を打ち破る要素がたくさん含まれていると思うわ」

アメリカ中西部の田舎町を舞台に、都会のロックバンドの悪だくみにより悪魔に取りつかれてしまった美しい女子高生ジェニファーと、その秘密を知ってしまった親友ニーディの友情と戦いがユーモアたっぷりに描かれる。主人公ジェニファーを、若手ナンバーワン人気女優のミーガン・フォックスが演じていることも話題だ。

「ジェニファー役は最初からミーガン(・フォックス)を想定して書いたわ。彼女の魅力は、もちろんあの美しさだけど、彼女を見ていると、どういうわけかジェームズ・ディーンスティーブ・マックイーンを思い出すの。それは彼女にカリスマ性とクールなところがあるから。ジェニファーという少女にはぐらついたところや不安定さがない上に、パワフルだったから、ミーガンにピッタリだったわね」

前作「JUNO ジュノ」に続き、本作でも10代の女性の生態を描き、アメリカの少女たちからはカリスマとして崇められているコーディ。32歳になった今でも「10代という年代にとても興味がある」という。

「個人的に知っている10代の子はいないけど、彼女たちを主題にすることは面白いし、彼女たちのことを書くのは、私にとって難しいことじゃないの。強烈な感情、人間関係を書くのが好きだし、16歳の会話って30歳の会話よりはるかに面白いのよ。だから、残りの人生ずっと10代の映画を書けたら幸せだと思うわ」

オスカーを受賞して2年。成功した映画人として、まさに人生を謳歌しているといった様子だが、何が一番変わったのだろうか。

「この2年間で、黒のBMWを買って、広い家にも引っ越した。だけど、いちばん重要なことは今、私が脚本家として仕事ができるということだわ。私は書くことが何よりも好きだから。知名度や名声は全然気にしていないわ。お金も動機ではなくて、ただ書くことが好きなのよ。『JUNO ジュノ』のおかげで、しばらくは作家として仕事ができると思うけれど、それが何よりうれしい。今までみたいに、別の仕事をして、家に帰ってから台所のテーブルで寝るまで書く必要がなくなったのよ(笑)」

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