「SR2」主演の女子ラッパー、紅白出場に意欲
2010年6月28日 07:40

[映画.com ニュース] 入江悠監督の最新作「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」の初日舞台挨拶が6月26日、東京・新宿バルト9で行われ、入江監督をはじめ、劇中の女子ラップチーム「B-hack」に扮した山田真歩、安藤サクラ、桜井ふみ、増田久美子、加藤真弓が舞台挨拶に立った。
ヒップホップで天下を取ろうと奮闘する若者の苦い青春を描いた「SR サイタマノラッパー」の続編。前作の埼玉から群馬に舞台を移し、アラサー女たちが高校時代に夢中だったラップで人生の再出発をはかろうとする。
入江監督は、満席となった場内に「ずっと走り続けてきたので、初日を迎えることができて感無量」と万感。前作でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009のグランプリ、第50回日本映画監督協会新人賞を受賞。周囲からの期待も高かったといい、「プレッシャーもあったが、せっかく築いたスタッフとの関係性を生かさないともったいないと思い、すぐに続編に取り掛かった」と振り返った。前作と打って変わって、女性が主人公になったが「あくまで自分の悩みを5人の女性に反映させた。女の人の気持ちをわかったつもりで撮ると痛い目に遭いますし」と笑った。
リーダー役の山田は、「軽い気持ちで監督のワークショップに行ったら、いきなり今の悩みを歌詞にしてフリースタイルでラップしてって言われて」と述懐。近眼に悩む気持ちを歌詞にこめたと話すと、周囲からは「ぜひ見たい!」の無茶ぶりが。しぶしぶ山田が“近眼ラップ”を披露すると、安藤は「すごいよ、天才だと思う」と絶賛した。また、「そんな山田さんを見つけ、私たち5人をそろえてくれた監督もすごい」と興奮気味だった。
最後は5人で主題歌「ワック♪ワック♪B-hack」を生披露。観客からの拍手かっさいに、山田は「12月31日は空けておきます」と紅白出場に意欲を燃やし、入江監督は「もっともっとできることがあると思う。次は栃木かな」とシリーズ化へ意欲満々だった。
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