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もたいまさこ、カナダでキッチンカー&エスプレッソマシンの好待遇に感動!?

2010年6月24日 20:53

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監督が10年の歳月をかけて温めた意欲作
監督が10年の歳月をかけて温めた意欲作

[映画.com ニュース] 「かもめ食堂」「めがね」の荻上直子監督最新作「トイレット」の完成披露試写会が6月24日、東京・スペースFS汐留で行われ、主演のもたいまさこ、共演のデイビッド・レンドル、荻上直子監督が舞台挨拶に立った。

本作は、日本からやって来た“ばーちゃん”(もたい)と、引きこもりピアニストの兄モーリー(レンドル)ら個性的な3兄妹の奇妙な同居生活を描く。

「いつか北米で映画が撮りたい」と考えていた荻上監督が、本作の舞台に選んだのはカナダのトロント。多くのカナダ人スタッフ、キャストが参加するなか、唯一の日本人キャストとなったもたいは「日本のロケ弁と違って、カナダではキッチンカーが来まして(笑)。おやつの時間にはエスプレッソマシンでコーヒーを飲ませてくれたり、小腹が空けばホットケーキを焼いてくれたり……。待遇の良さに感動しましたが、向こうでは普通のことみたいですねえ」とカルチャーショックを受けた様子だ。

荻上監督とは「バーバー吉野」に始まり、4度目のタッグとなったが「1作ごとに男前度が増しています。映画監督というより“現場監督”といった感じで頼もしかった」。そして、「こんなに楽しく、楽な現場は今までなかった。監督のおかげでまた新しい経験をさせてもらいました」と笑った。

一方、荻上監督は物語の着想について「『かもめ食堂』で一緒だったスタッフが来日したとき『日本のトイレは素晴らしい!』と写真ばかり撮っていたのを見て、まず“トイレ”というキーワードが浮かんだ。それでトイレは家の真ん中にあるものなので、自然と家族の話に……」と述懐。また、難航したのが3兄妹のなかで最も個性の強いモーリー役のキャスティングだったそうで「なかなか見つからなくて、キャスティングディレクターに『役者じゃなくてもいいからとにかく“変な子”を探して』とお願いしました(笑)」と笑わせた。

“変な子”の役を射止め、映画初出演となったレンドルは「僕も絵を描いているので、モーリーとピアノの関係がどういうものなのかが分かる。彼にとってのピアノが、僕にとっての絵の具なんです」と役どころとの共通点を明かした。

トイレット」は、8月28日から公開。

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