「ザ・ウォーカー」ヒューズ兄弟、次回作は実写版「AKIRA」と明言
2010年6月23日 05:59

[映画.com ニュース] 現在公開中の「ザ・ウォーカー」のメガホンをとったアレン&アルバート・ヒューズ兄弟が、次回作として大友克洋の名作コミック「AKIRA」の映画化を進めていることが明らかになった。
同作は、「マトリックス」シリーズのジョエル・シルバーが製作、デンゼル・ワシントンが主演のサスペンスアクション。文明が荒廃した未来を舞台に、世界に1冊だけ残った本を携え、30年間歩き続けている男イーライ(ワシントン)の姿を描く。
ヒューズ兄弟は、2001年のジョニー・デップ主演作「フロム・ヘル」などで知られる。9年ぶりの監督作となった「ザ・ウォーカー」では、勝新太郎の「座頭市」を参考にしたワシントンの殺陣や、「マッドマックス」を彷彿(ほうふつ)とさせる世界観が話題となっている。
産経新聞が同作についてアルバート・ヒューズに電話取材を行ったところ、次回作として「次は『AKIRA』だよ。今ちょうど、ストーリーボードとプロットを書いていて忙しいんだ」と発言した。
ハリウッド実写版「AKIRA」については、ワーナー・ブラザースとレオナルド・ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイが以前から企画を進めていた。今年2月には、ヒューズ兄弟が監督として交渉中であると伝えられたが、スタジオからの正式発表はなかった。今回、アルバート・ヒューズの口から明言されたことにより、ハリウッド実写版「AKIRA」のプロジェクトが、ヒューズ兄弟監督のもと進められていることが明らかになった格好だ。
アルバート・ヒューズは以前から「AKIRA」のファンであることは公言していたが、今回のインタビューでも「1994年、レーザーディスクで大友克洋の傑作アニメ『AKIRA』を見て以来、その虜になった」と改めてその魅力について言及している。
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