朝青龍、映画イベントで「新聞記者を捕まえたい」とニヤリ
2010年6月23日 15:39

[映画.com ニュース] 今年2月に引退した大相撲、元横綱の朝青龍が、米映画「プレデターズ」(ニムロッド・アーントル監督)の“宣伝横綱”に就任。6月23日、都内で行われたイベントに登場した。
同作は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のヒット作「プレデター」のシリーズ最新作で、「シン・シティ」のロバート・ロドリゲスが製作。宇宙最強の戦闘種族プレデターの惑星に集められた9人の戦闘のエキスパートたちが、プレデターの狩りから生き延びるため繰り広げる戦いを描く。朝青龍がプレデターに匹敵する最強の存在であることから、同作の宣伝横綱として白羽の矢が立てられた。
現役引退後、映画のイベントに初参加となる朝青龍は、作中のスーパー・プレデターのコスプレ姿で登場。シリーズの大ファンで「子どものころからの夢でした。プレデターは悪役だけど、足は速いし頭もきれるし、人間にできないことが何でもできる」と魅力を熱弁した。
コスチュームは2回採寸し、1カ月以上かけて製作されたこだわりの特注品で「もしシュワルツェネッガーと戦ったら? 最後はこれですかね」と左腕に仕込まれた自爆装置を見せてニヤリ。人間捕獲用の網を撃ち出す武器も披露し、「(自分を悪く書いた)新聞記者を捕まえたい」とジョークを飛ばすなど、ご機嫌だった。
また、「最強」というテーマから南アフリカで開催中のワールドカップについても話題が及び「日本を応援してますが、(最強は)アルゼンチンかな。サッカーは好き。仕事忘れてしまうくらい(笑)」と、かつてケガで休養中にもかかわらずモンゴルでサッカーをしていたことで起こった問題を引き合いに出し、笑いを誘った。
「プレデターズ」は7月10日から全国で公開。
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